八百万の神が御座す日本だからこそ

アナログ絵をスキャンしようとスキャナーを久しぶりに起動しました。
でもなかなか全部読み取ってくれず…
(#^ω^)おい、さっさと全部スキャンするお
(#^ω^)ばかやろう!そこだけスキャンしても意味ないお!
(#^ω^)お前壊れてるのかお?新しい子迎えたるお?
ってなってました。


でもイライラしてちゃ良くない、と思い
「君はいい子だから綺麗に全部スキャンしてくれるんだよね」
だなんて言い聞かせたら、すんなりと全部スキャニング。
……!?
この子、何か宿ってる?
びっくりしましたよ。褒めるときちんと仕事してくれるんですもの。
そういえばうちにある家電製品やいろんなものの調子がわるい時、「がんばれ」って言ってみると必ず仕事してくれる。
これってつまり、付喪神様でも憑いていらっしゃるのかしら? だなんて考えてしまうわけで。
そうやって考えるとなおさらモノを大切にしたくなってくるのですよね。


ということは、昔の人はこういう考えを持っていたからこそ物を愛し、大切にして長く使っていたのかな、とひとりで納得。


人形でもそうだけど、長く使っているとその物に魂が宿ると日本では言われています。
それはつまり「物を大切に」という気持ちから来ているのかな、なんて思いました。




案外妖怪やそういう類の物を信じて生活していると楽しいもんなんですよ。